みーーーなさん、こんばんは。jagiでおま。


 今日は日本全国ご当地グルメの旅、北海道から始まって今日は6日目でございやす。


 今日は山形県のご当地グルメをご紹介いたします。


  さぁ、山形県のご当地グルメをご紹介するのですが、まずお伝えしたいのは、やたらとラーメンが多いという印象でした。酒田、米沢、赤湯、新庄地方のもつラーメン、天童地方の鳥中華などなど。

 これまで、東北地方をご紹介している中、結構中国や朝鮮の影響を受けた料理が脈々と受け継がれているという印象で、山形県もそれに違わぬ印象です。

 それでは、改めて7品ご紹介いたしましょう。

 ①芋煮
芋煮

 よく、東北地方全域で「芋煮会」というイベントが行われています。福岡では、野外で「トン汁」を作るのがお約束的な感じなのですが、それの東北版かなと思います。
 山形の芋煮は、甘辛いしょうゆベース。まぁ、すき焼きと同じ味付けでしょうか?それに里芋、牛肉、など。あとは名産のこんにゃくや根菜類・きのこなどを入れて煮込むスタイルが一般的のようです。メチャクチャ美味そうですね。ご飯にもすごく合いそうな煮物です。

 ②玉こんにゃく
玉こんにゃく

 見た感じ、みたらし団子風にもみえますが、玉状の白いこんにゃくを醤油で煮るという、いたってシンプルなもの。こんにゃくというと、群馬や栃木、埼玉など、北関東を思い浮かべますが、こんにゃくの購入額は日本一らしいです。そんな、山形県民のソウルフードとも入れるのが、この玉こんにゃくです。

 ③だし
だし

 これは、山形県村山地方の郷土料理だそうです。夏野菜(キュウリ、ナスなど)と香味野菜を細かくきざみ、醤油などで和えたもので、飯や豆腐にかけて食べるそうです。山形県や秋田県など、奥羽山脈より北側は、いわゆる「フェーン現象」が起こりやすく、山形の冬は大雪、夏は暑いところです。夏に体を冷やす効果がある夏野菜をご飯と一緒に食べるという文化が根付いているのかもしれませんね。おいしそうです。

 ④ひっぱりうどん
ひっぱりうどん

 これは、「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられて、自分も実は試したことあります。目茶目茶うまいです。これは、うどんをゆでて、そのまま納豆やサバ缶などで作ったタレで食べるスタイルのうどんです。基本は納豆とサバの缶詰。これが、絶妙に病みつきになります。引っ張りうどんはその名の通り、みんなおいしすぎて鍋からうどんをどんどん引っ張ることからついたとされています。山形県村山地方の郷土料理です。
 おそらく、材料は一番シンプルなので、やってみてください。マジでうまいっす。

 ⑤庄内シルク焼きそば
庄内シルク焼きそば

 これは、もともと余目地方などで人気のあった後がけソース焼きそばが由来とされています。石巻焼きそばもそうでしたが、後がけソースで味わうのが特徴です。焼きそばの上にたっぷりの海苔がのっているのも特徴ですね。

 ⑥どんがら汁
どんがら汁

 今度は、山形県の冬のご当地グルメ。山形県庄内地方の郷土料理で、豆腐とネギの味噌汁なのですが、それに名産の「タラ」をあらごと入れて煮込んだお味噌汁です。芯から温まる逸品です。

 ⑦冷やしラーメン
冷やしラーメン

 冒頭でも書いた通り、山形県にはいろんなラーメンが存在します。こちらはその中でもちょいと珍しかったので、上げてみました。わざわざ「冷やしラーメン」。これは、山形県だけではなく福島県にもあるそうですが、いわゆる「冷やし中華」ではありません。その名の通り、ラーメンを冷やしたものです。これも、夏がやたらと暑い山形県ならではのラーメンかもしれません。


 さて、以上、7品ご紹介いたしました。

 なんか、これまで東北地方を紹介してきましたが、中国や朝鮮由来の食べ物が根付いていたり、太平洋側と日本海側で料理が違うのも特徴ですね。


 明日は、福島県をご紹介いたします。お楽しみに!